| カラー、パーマを長持ちさせる秘密 |

RE.BORNでは、カラー、パーマをした後処理として、のアルカリ除去との過酸化水素水除去を必ずしています。

2つとも、カラーやパーマをするのには欠かせない成分なのですが、毛髪や頭皮に残留してしまうと、せっかく綺麗に整った状態を邪魔してしまいます。

<残留アルカリ>
ヘアカラーやパーマ・縮毛矯正で使われるアルカリ系の薬剤が髪に残ってしまっているものを「残留アルカリ」といいます。
残留アルカリによってダメージを受けた髪はハリコシが弱くなったり、つやがなくパサパサしたり、ヘアカラーの褪色やパーマの持ちが悪くなってしまいます。ダメージの原因となる「残留アルカリ」をとりのぞき、髪が一番安定している弱酸性(等電点)の状態にします。

「残留アルカリ」が髪に残っているとキューティクルが開いたままの状態になってしまい、そこから髪の栄養分であるタンパク質や、ヘアカラーの色素が流失したり、キューティクルにもダメージを与えてしまいます。
また、キューティクルが開いていると髪がパサパサしたりツヤがなくなる原因になります。
そしてこの「残留アルカリ」は通常のシャンプーやトリートメントでは取り除くことができません。

髪は弱酸性の時が一番健康な状態で安定しています。髪を弱酸性の安定した状態に導くことでキューティクルを穏やかに閉じ、髪内部のタンパク質やヘアカラー色素の流失を抑えダメージ進行を抑えます。

<過酸化水素除去の効果>
カタラーゼは、過酸化水素を水と酸素に変える反応を触媒する酵素です。過酸化水素は、エネルギー代謝の際に細胞内に発生する活性酸素の一種であり、脂肪酸や生体膜、DNAを酸化損傷する能力をもっています。老化の原因となる有害な物質であり、生体防御のために除去することが必要となります。

カタラーゼは、この有害な過酸化水素の働きを抑制するので、老化の進行を防止する効果があります。活性酸素の働きを防止する作用の事は、抗酸化作用と呼ばれており、注目を集めています。抗酸化作用がある栄養素は、いくつか挙げる事が出来ますが、カタラーゼは酵素の一種であるという事が特徴です。

この2つの処理をする事によって、ぐっとダメージを減らす事ができます。次の御来店まで、なるべくスタイルを長持ちさせるための秘訣でもあります。

長文でしたが読んでいただきありがとうございます。
これからも、皆様の、髪や頭皮を美しくするために、日々勉強していきます。
質問や、お客様からの良い情報も、募集しています。
お気軽にお声がけくださいね!!


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